ロマンディア

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Romandia

謎の冒険物語を書いています。

【08-02】中央の覇権

 長い間、南北東西で均衡が保たれていたが、この10年であらゆる交易の中継地として世界の中央に位置するセントラルシティが急速に力を付けた事実がある。

 科学技術を駆使して提供する役務の希少性と模倣困難性を武器に、世界中の様々なニーズに応えながら新しい価値を生み出し続け、文字どおり覇者として君臨できるレベルに到達した。

 このように存在感を増した現在、必然と強くなるのがコントロールする力、いわゆる支配欲である。標的として北側エリアを脅威とし、モニタリングを強化している。

 中央の本当の狙いは北東の地中深くに眠ると噂されている新たな環境資源。実用化が進めば、北に勝るモノづくりができるのだという。

 

 世界を不気味な空気感が包み込む。その中で南東の裏切りや、北と西を中心とした新たな組織化の動きも見え隠れする。結果として、東はイーストハイウエイ、北と西は北海連合というシナリオの分岐が発生する。

 果たして時代は誰を選ぶのか。ナイトコアマッドスクリーモソルトアタックにネズミ取りの指令を出しつつも、人材という資源の流出を懸念し内部の待遇や地位向上へ方針を変えようとしていた。