ロマンディア

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Romandia

謎の冒険物語を書いています。

【07-02】ヨネザワの危機感

 クリエイターズラボは研究開発に特化した島。所長のDrサイエン化学兵器の専門、次席のヨネザワは環境や土木建築に長けている。彼らは皆、南の課程を好成績で卒業した逸材達である。

 研究職は花形と認知されエリートのように思われているが、実態は中央の下請となっており雑務も多い。資金が足りず本来取り掛かりたい人工島や海面コントロール等の研究ができない状況であった。本当に長い間、ヨネザワはこの悔しい思いを何とかしたいと考えていた。

 

 そしてついに行動に出た。手元に持つ知見を東に売ることで、ある種のクーデターを成立させようとした。

 まずは、つながりのある東の兵士クラウディオ・ハーツに実態を説明。義理と人情を併せ持つ面倒見のいい兄貴分は、昔の仲間を助けてあげたいとヘブンズドライブにつないでくれた。

 中枢までこぎつけたが、お堅い護衛は浪花節では動かない。国益になるような期待値を模索し、イーストハイウエイ構想が生まれた。

 最終的な意思決定はミドリ。数次の面会でぶれない正義と揺ぎ無い覚悟を確認した結果、東は全面協力する運びとなったが、一つだけ条件を付けた。それは一人で戦わないこと。

 信頼できる同僚に声をかけると、ロジスティックが専門のシュワルツと、ITに長けているミキモトが仲間になってくれた。

 さて、中央がどう動いてくるか、

 

<研究者のコート>

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