【03-01】ノースプラント
<概要>
北に位置する強国は国土も広い。地理的には関連企業が都心を囲む産業クラスターが形成されている。
生産機器、電子機器、兵器等々、あらゆる工業製品の製造に対応しており、長らく経常黒字(輸出>輸入)が続いている。
重工業のトップシェアを背景に国際社会に圧力をかけるため、東や西とは仲が悪い。
特産はトマト。特に良く煮込んだスープは家庭の味で、労働者の疲れを癒す。各家庭の味があるが、スライスチーズとブラックペッパーを乗せて、バジルを添えたパターンが多く、鮮やかな色合いもまた良い。
流行りの音楽はメロコアパンク。あまり観光に力を入れていないが、夏と冬に開催されるフェスでは、世界中のキッズが第二の都市プレシャスデイに集まってくる。
<主な登場人物>
バストーラ皇帝が集権的に支配する。珍しい帝政だが、「世界の工場」として潤っているため、下克上や一揆といった争いの火種は確認できない。
その配下として現場を仕切るセロラインという若き監督が次世代の長として、将来を嘱望されている。
<テーマ/シンボリック>
信仰の対象は水で、国の色は白や青系。
シンボリックとして、スノーライアン、アイスフォックス、フリーズベアー等、凍てつく世界(温度)の中で雪や氷を扱う伝説の動物が描かれている。
<ドラゴンズゲート>
ゴンドラ山脈の標高は3,500m、世界で1番高い山である。
厚い氷で閉ざされた誰も到達できない領域には、三神竜のクワイエットドラゴンが息を潜めて暮らしているという。