【00-01】プロローグ
私たちが住む地球に良く似た世界がある。同じように生物が暮らし、文明を築いている。
便利な世の中である一方、国家間の格差やパワーバランスも同様に存在し、力のある国は一層の豊かさと覇権を求めている。
地球に良く似ていると書いたが、以下にポイントを書く。
<スケール>
面積も人口も1000分の1程度の規模感。
<時代>
以下の時代に分かれており、通しで400年分の暦が存在する。書き始めの頃はNA50と設定している。
① MA1~100
② SA1~100
③ NA1~100
④ DA1~100
<文明>
人だけではなく他の生物も言葉を話すことができ、独自の進化を遂げている。人の寿命は概ね50~100年、その他生物は相応に独自の設定がある。
また、どの生物にも階級があり、反骨して成り上がる者が存在する。
<科学技術>
ロボットが生活に溶け込み、人の仲間として意思表示する。現代の地球と同程度の科学技術レベルであり、まだ決起や反乱が起きない程度の成熟度。
<地理構成と環境>
海が6割、陸地が4割(人口密集エリアと居住エリア)、山(森や林)と川、砂漠等に分かれる。気温は摂氏-10℃~40℃の範囲内に収まる。
現在、国と認識されているエリアは8つ。北と北東以外は海を隔てて独立した島で世界が構成されている。
<建造物>
人口密集エリアには高いビル等の近代的な建造物が立ち並ぶ。
強国は概ね産業を持っており、環境配慮とのバランスに苦労している。
国と国を結ぶ海上道路も一部には存在し、輸出入や人の往来が活性化している地域もある。
<通貨>
P(プライス)であり、円の10倍程度の貨幣価値とする。
<全体地図>
・赤:中心部
・オレンジ:居住エリア